二次電池の材料研究では、正負の電極材料、電解液、添加剤、セパレータ材料など、色々な種類の材料を原子・分子レベルで評価する必要があります。BIOVIA Materials Studioはこのような様々な材料に対応する原子・分子レベルのシミュレーション技術を各種取り揃えています。
また、大量の構造モデルに対し、自動的にシミュレーションを実行させ、結果のデータを管理、解析する機能もあります。
基本情報
BIOVIA Materials Studioは、化学物質や材料の研究開発に従事する科学者がより効率的に基礎研究を進められるよう設計された、材料のモデリングとシミュレーションを行う包括的なアプリケーションです。
◆BIOVIA Materials Studioのモジュール群
Visualizer:高度な構造作成と計算結果の可視化を可能にするモデリング・入出力プラットフォーム
DMol3、VAMP:分子、固体、表面の高速量子化学計算
CASTEP、NMR-CASTEP:主に無機材料の固体物性や表面・界面の物性を計算する第一原理計算
Discover、Forcite、Sorption:分子・ポリマーなどの古典的分子力場、分子動力学計算
MesoDyn, DPD, MesoProp:ポリマーや低分子のメソスケールシミュレーションとマクロ物性の計算
QSAR、Synthia:統計・相関解析による物性推算
Reflex Plus、Morphology、Polymorph:結晶構造解析、結晶形態予測、結晶多形予測
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価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
型番・ブランド名 | BIOVIA Materials Studio |
用途/実績例 | ・用途例1 正負極間の電位差、Liイオンの移動メカニズム、各種光学物性(誘電率、吸収係数、屈折率、反射率、透過率等) 、電子密度や分子軌道の空間分布、バンド構造、不純物準位、安定な原子配置、欠陥生成エネルギーなどを予測、解析できるほか、IR・ラマンスペクトル、EELS、ELNES、XANES、XESなどの内殻電子スペクトル、UV/Vis吸収スペクトル、固体NMRスペクトル、STM像など実験データと直接比較できる結果も出力します。 ・用途例2 多成分を含む電極材料について、組成比、原子配置の異なる構造モデルを大量に作成し計算を行うことによって、それぞれの組成比における安定な原子配置を特定でき、さらに組成比の変化による各種の物性値データを統計的に解析することにより、実際に実験を行うべきモデルをスクリーニングして絞り込むことができます。 |
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