【開発背景】
切断や加工で必ず発生する「バリ」は、作業者の怪我や製品性能の低下、美観の損失といった問題を引き起こし、金属加工現場にとって長年の課題でした。当社は「自分たちの技術でこの問題を解決できないか?」という視点から「バリ隠し HL」を開発しました。
【製品特長】
1. 安全性を確保: バリ隠しの装着で怪我のリスクを低減し、安全性を向上。
2. 視認性向上: 取り付け部分を目視確認でき、処理漏れを防止。
3. 高度な加工技術: 深曲げ・浅曲げ技術により複雑な形状や特注対応も可能。
【当社の加工技術】
1. 深曲げ加工
狭い内寸や高い立ち上がりが必要な部品に適応した加工技術。高精度かつ耐久性を維持。薄板ステンレスの加工にも対応可能。
2. 浅曲げ加工
軽量で省スペース設計に適応した加工技術。小型部品や意匠性が求められるデザインに最適。
3. 特注対応
多品種小ロットや特定の設計要望にも柔軟に対応。設計段階から課題をヒアリングし、最適な解決策を提案。
※これらの技術により、顧客の多様なニーズに応え、現場の課題解決に貢献します。
基本情報
【バリ隠し】
■仕上げ:HL(ヘアライン)
■長さ:L=2000mm
■バリエーション:内寸0.8mm/1.2mm/1.5mm
■内寸0.8mm
・対応板厚:0.6mm~0.8mm
■内寸1.2mm
・対応板厚:1.0mm~1.2mm
■内寸1.5mm
・対応板厚:1.5mm
【深曲げ】チャンネル
■t=0.6mm H7mm~・W4mm~
■t=0.6mm・t=0.8mm H7mm~・W5.2mm~
【浅曲げ】アングル
■t=0.6mm H3mm~・W5mm~
■t=0.6mm・t=0.8mm H5mm~・W7mm~
■キーワード:アルミ、オーダー曲げ、別曲げ、難曲げ、細曲げ、深曲げ、長尺、等辺チャンネル、不等辺チャンネル、薄板曲げ、チャンネル、コの字(材)、C(型)チャンネル、C型綱、片長チャンネル、ステンチャンネル、ステンレスチャンネル、破損防止、端部保護、バリ、バリ処理、端部カバー
※詳しくはPDF資料・CADをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | 【食品加工機械や厨房機器】 ■ステンレス製の食品加工機や厨房機器は、目に見えない裏側にバリが残ることがある。 ・裏側や角部分に「バリ隠し HL」を装着することで、安全性を確保しながら機器の美観を維持。 【医療機器・器具】 ■手術台や検査機器などのステンレス部品では、エッジの処理漏れが患者や医療従事者の安全を脅かす可能性がある。 ・「バリ隠し HL」を使用することで、怪我を防ぎ、衛生的で安全な医療現場を実現。 【清掃・メンテナンス用品】 ■ステンレス製のワゴンや清掃機器では、頻繁に手で触れる部分や目に見えない裏側にバリが残ることがある。 ・使用者が怪我をするリスクを防ぎ、安全な使用環境を提供。 【建設・工事現場】 ■配管、エアダクトなどの部品は施工時やメンテナンス時に作業者が触れる機会が多い。 ・バリ隠しを取り付けることで、設置後の安全性と美観を確保し、クレーム防止にも寄与。 【交通機関】 ■不特定多数の方が利用される交通機関では、整備士や利用者が接触すると怪我の危険があります。 活用例: バリ隠しを装着することで、安全な作業環境を提供し、信頼性を向上。 |
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スリーナイン島野株式会社