水蒸気を高速で透過させる『非多孔膜』を使用した、膜式加湿器/ドライヤーです。
【中空糸膜とは?】
非常に細いストロー状の樹脂膜を『中空糸膜』と呼びます。サンセップの中空糸膜は、AGC旭硝子が開発したフッ素系イオン交換樹脂に、特殊な化学処理を施すことで非常に高速な水蒸気透過性を持たせた『非多孔膜』です。
【非多孔膜とは?】
孔を介して水蒸気を移動させる他社製品『多孔膜』は、孔より小さい分子は水蒸気と同様に膜外へ排出してしまいます。また、孔径によってはコンタミ発生の恐れもあります。一方のサンセップは表面に孔の無い『非多孔膜』なので、水蒸気以外のガスを殆ど通さず、コンタミ物質も物理的にブロックします。
【なぜ加湿も除湿もできるのか?】
サンセップの膜は、湿度の高い方から低い方へと水蒸気を移動させる性質を持っています。そのため、乾燥ガスを膜内に供給し、周囲を湿潤空気(もしくは水)で満たせば加湿が、湿潤ガスを膜内に供給し、周囲を乾燥空気で満たせば除湿が可能となります。
『サンセップ』はAGCエンジニアリング株式会社の登録商標です。