小流量ガスの除/加湿に『FORBLUEサンセップSWTシリーズ』

最終更新日: 2024-11-08 11:43:36.0

周囲環境を利用して除湿/加湿が可能なチューブ。水蒸気のみを高速で移動させ、ガス成分への影響を最小限に抑えます。

【主な特長】
◇除湿/加湿
・周囲環境の湿度近くまで除湿/加湿可能

・水蒸気以外のガス成分を保持
非多孔膜を使用しているため、ガス成分はほぼそのままで除湿/加湿ができます。

・チューブ形状で取り回し自由
製品を曲げたり、束ねたりして使用することもできます。

・乾燥源なしで除湿/加湿可能
水蒸気圧差を駆動力とするため、周囲空気を乾燥源/加湿源とすることができます。

・コンタミが入らない
非多孔膜を介して除湿/加湿されるため、コンタミの心配はございません。

【製品情報】
<SWT-1.3シリーズ>
処理流量：~300 mL/min
継手：バーブ , ストレート(φ4) , ステンレスチューブ(φ1.27) , オスメスルアーフィッティング
有効長：150, 300, 600 mm

<SWT-3.0シリーズ>
処理流量： ~2 L/min
継手：バーブ , ストレート(φ6)
有効長：150, 300, 600 mm

製品のサイズや性能などについてはご気軽にお問合せください。
※ご希望の長さで製作も可能です。

AGCエンジニアリング　サンセップ製品ページ

基本情報

【FORBLUE サンセップとは？】
水蒸気を高速で透過させる『非多孔膜』を使用した、膜式加湿器／ドライヤーです。

【中空糸膜とは？】
非常に細いストロー状の樹脂膜を『中空糸膜』と呼びます。サンセップの中空糸膜は、AGC旭硝子が開発したフッ素系イオン交換樹脂に、特殊な化学処理を施すことで非常に高速な水蒸気透過性を持たせた『非多孔膜』です。

【非多孔膜とは？】
孔を介して水蒸気を移動させる他社製品『多孔膜』は、孔より小さい分子は水蒸気と同様に膜外へ排出してしまいます。また、孔径によってはコンタミ発生の恐れもあります。一方のサンセップは表面に孔の無い『非多孔膜』なので、水蒸気以外のガスを殆ど通さず、コンタミ物質も物理的にブロックします。

【なぜ加湿も除湿もできるのか？】
サンセップの膜は、湿度の高い方から低い方へと水蒸気を移動させる性質を持っています。そのため、乾燥ガスを膜内に供給し、周囲を湿潤空気（もしくは水）で満たせば加湿が、湿潤ガスを膜内に供給し、周囲を乾燥空気で満たせば除湿が可能となります。

『サンセップ』はAGCエンジニアリング株式会社の登録商標です。

価格情報	お気軽にお問い合わせください
価格帯	1万円 ~ 10万円
納期	お問い合わせください ※ お気軽にお問い合わせください。
型番・ブランド名	膜式ドライヤー／加湿器　サンセップ
用途／実績例	【加湿事例】　・酸素などの一般的なガス　・低温ガスの加湿　・菌やバクテリアのコンタミを発生させない加湿　・水とガスを直接に触れさせないガス加湿【除湿事例】　・煙道排ガス　・オゾンガス　・呼気ガス　・硫黄　・ガス検知　・その他大気一般　など

詳細情報

＜サンセップの動作原理＞
サンセップの中空糸は、膜の内側と外側の空気（ガス）の間に生じる湿度の差（水蒸気圧差）を等しくしようとする性質を持っており、湿度の高い方から低い方へと水蒸気を移動させます。また、非多孔膜なので水蒸気以外のガス成分を殆ど透過させません。

＜除湿の原理＞
膜の内側に湿った空気（ガス）を流し、外側に乾燥した空気（ガス）を流します。すると、膜を介して湿った方から乾燥した方へ水蒸気が移動していくので、除湿された空気（ガス）が得られます。

＜加湿の原理＞
膜の内側に乾燥した空気（ガス）を流し、膜の外に湿った空気（ガス）・もしくは水を流します。除湿の時とは逆に、膜の外側から内側へ水蒸気が移動していきますので、加湿された空気（ガス）を得ることができます。

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