トリグリッドを盛土内に層状に敷設することで、盛土の安定性を向上させるとともに、壁面材を併用すれば盛土面を急勾配化出来るので、土地の有効利用が可能です。
2.優れた施工性、経済性
軽量、しなやかですので施工性に優れます。またクリープ低減係数が、65%と高いため経済的な設計が可能です。
表面が樹脂被覆されているので、耐久性に優れます。特に礫材等に起因する損傷に対する強度低下がほとんどありません。
3.高い信頼性、優れた安全性
「ジオテキスタイルを用いた補強土の設計・施工マニュアル(第二回改訂版)」(一般財団法人土木研究センター)に基づく設計を行うことで、信頼性の高い盛土を構築できます。 トリグリッドを用いた補強土壁は、従来工法のブロック積み擁壁等と比べて耐震性に優れます。
4.幅広い盛り土材の適用
建設残土を含めた粘性土からズリなどの岩質材料まで比較的広い範囲の盛土材が適用可能です。