■AIチップとは■
AIチップとは、AIの演算処理を高速化するための半導体です。
画像処理やAI処理において、学習用はGPUでほぼ標準化されつつあります。一方で、学習用と推論用とではスペックも異なり、推論用ではGPU以外にもFPGAやASICで実現が可能です。
特にエッジ向けの推論用は、IoTと共に現場でAIを処理するデバイスに実装されるため「演算処理のパフォーマンス」だけではなく、「小さい消費電力」「広い動作温度」「長い供給期間」といったデバイスへの組込み実装に向けた採用検討の軸が必要となっています。
■産業用途に適したAIチップのご紹介■
低消費電力で高い推論処理能力を誇るHailo社のAIチップ
『Hailo-8 AI Processor』
Hailo-8プロセッサは、Hailo社により開発されたAI処理に特化したチップです。AIチップのなかでも産業用途に好適な以下の特徴を持っています。
(特徴1)高い電力効率でのAI処理!電力効率3TOPS/W
(特徴2)高い耐環境性能!チップ単体でー40℃~85℃
(特徴3)長期供給を予定!チップ単体で最長10年を予定
基本情報
■最新AIチップ Hailoを体験してみませんか■
アナログ・テックは、Hailo-8の評価開発キットを97,900円(税込)でリリース。
Hailo-8を使用したAIアプリケーションの開発を手軽にはじめるための開発環境を、評価開発キットとしてパッケージングしました。開発キットにはHailo-8を動作させるための実行環境として、Hailo-8 Mini-PCIeモジュールを搭載したPCハードウェアが付属します。
AIの業界標準フレームワークからHailoフォーマットへのモデル変換をサポートしたSDKを利用し、チップの動作をビット単位で正確にエミュレートするエミュレータや、チップ性能の推定など、さまざまな解析とデバックに対応しています。
■耐環境性能に優れたAIチップ搭載の産業用PC■
アナログ・テックは、Hailo-8を耐環境性能に優れた産業用PCに搭載することで、建設・農業・測量現場の安全管理、道路・トンネル・橋梁の検査現場、無人搬送車等の車両など。『高温/低温、水、高湿、粉塵』といった過酷な現場環境へ、画像AIやエッジAIを実装するためのプラットフォームを提供しています。
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | ◎安全監視 作業員の危険区域への侵入、通常と異なるパターンでの作業員の行動監視など、様々な施設での安全を監視。危険レベルに応じてPLCと連動、ランプやブザー鳴動、扉の施錠など、機械制御と連動。 ◎建設・測量 工事現場での危険エリアへの侵入検知。画像AIによる建設機械の制御やアシスト。作業員の負荷軽減と事故防止に画像AIを活用。屋外での実装が前提とされる環境への画像AIと、フィードバックをダイレクトに機械にかけるための制御を接続します。 ◎農業・酪農 農業の省力化や能率化に向けた農業機械のロボット化。車載、ドローンといった屋外環境での組込み、実装が前提とされる環境への画像AIの実装と、フィードバックをダイレクトに機械にかけるための制御を接続します。 ◎車両ロボット 自動運転技術を活用した車両やバス、物流ロボットや無人フォークリフトなど、さまざまな車両のロボット化。また、荷物や乗客の乗り降りなど、車両利用者のアシストに向けた画像AIの活用など。 ◎エッジコンピューティング 機械制御とクラウドの接続。機械制御や医療データなど、エッジで実行したリアルタイム処理後はクラウドへ集約。 |
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