先端技術には、誰も試して無い。と言う怖さがあります。
ソフトウェアの進化で、自動アップデートも珍しくなくなりましたが、ハードウェアは、中身を後から入れ替える事は未だ実現できていません。
設計者は色々な配慮の結果「隠し」にする事があるのでご紹介します。
LSIやFPGAに設定されているレジスターは、外部から「設定」を行う為に備えられます。
この「設定」が「色々沢山設定できればより良い」と誤解を受けやすく沢山の設定があれば、その設定の意味を理解し、設定の順番なども考慮が必要になります。
理想的は「一切設定不要」で「電源を通電すれば動作開始」が使い易いです。
しかし、デバイスを設計した側と利用する側では、想定外の使用方法や想定環境と異なる使用があります。
そこでそれらにも対応すべく「設定」を表に出す事になります。
多ければ良いわけでもない。少ないと汎用性に欠ける。と悩むものです。
これに助けられた事も多いですし、これを公開されてなく困った事もありました。
私達が提供するFPGAもこの様な悩みながら仕様を決めていきます。
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