現像とは、フィルムカメラ時代にフィルムを安定させる事、フィルムから印画紙に転写して安定させる行程を指していました。
しかし、デジタル時代では、カメラ出力がデジタルになり、そのデータを「綺麗に見える」ようにレタッチソフトなどで加工する事を指すようになっているようです。
デジタル世界の「現像」について、例えば「人の肌をキレイにする」と言う機能を考えてみます。
「健康的」な肌をキレイと感じるとかもしれませんが、人種によって「健康的」な「肌色」が異なります。
これは、画像処理で「すべてにおいて肌の色をキレイにみせる」は難しい例です。
表示はシンプルです。データを加工せずに見せる事が「表示」です。
本当の意味での「表示」は、加工しない事。ですが人間の目には色が異なると明るさ変化の感度が異なるなどの特性があります。
そこで、「テレビ」と言う目的の商品を考えると、キレイに見える加工をしてから表示をする。事が必要になります。
画像処理の開発エンジニアが考える部分と、「商品企画」の方が考える部分。協調していく必要性が少しお伝えできたでしょうか?
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