コラムタイトルに、専門外の名称を書かせて頂くのは初めてかもしれません。
「分光カメラ」とは、光学技術で1つの光学軸上に異なるタイプのセンサーを搭載したカメラになります。
画像処理屋にとっては、それぞれ異なるタイプのセンサーが位置がズレずに、更に同タイミングで得られる事は、嬉しい情報入力元です。
例えば異なる波長だと、透過したり反射したりする特性が異なります。
その異なる特性を「複合判定」する事で区別がつきにくい対象物を簡単に区別できます。
この場合、複合判定手法を生み出すには色々なアイデアを試し実験する為にソフト処理で実現させます。
処理が決まってくると、その処理を高速に演算する為に、ハード化(FPGA内ロジック計算)するのですが、そこでループ処理があると、ハード化の長所が薄れるのでアルゴリズム変更してパイプライン処理での実現可能なように変更していく。
文字で書くと簡単ですが、実案件開発中は喧々諤々がピークになる部分でもあります。
光学技術の発展が、画像処理技術のニーズを増やしてくれる例をご案内致しました。
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