何かを開発するには、設計前に「仕様書」をきっちり決める事が理想だと思い込んでいました。
しかし、「仕様をきっちり決めない方がより良いものができる」がポリシーだと熱く語るお客様企業に出会って学んだお話です。
それぞれの長所、短所からご紹介します。
【仕様を決める】長所は何度かご案内しているかと思いますが、仕様を決める過程で、「トレードオフ」がなされ目的に対して最適アプローチができる点です。設計中やデバッグ中で不安になる事もありますが、最初の仕様がキッチリ決まっていれば、ブレる事もありません。
【仕様を決めない】長所は、開発中に新しいアイデアが生まれてきたら柔軟に仕様を変えて行く事で、「より良いもの」を生み出せる。との事でした。当時理解するまでは「それでは無駄な費用が発生しませんか?」と、思ってました。
「仕様を詳細までキッチリ決めようとするとスタートが遅れるでしょ?」と。そのプロジェクト完了後に、開始時には気づかない便利な機能が盛り込まれた新製品が完成したのです。
いつまでも柔軟でありたい。と考えるきっかけになったエピソードです。
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