人間の脳のキャパは、半導体規模の進化のように増えていないかと。
昔話をするのは衰退の一歩ですが、半導体の進化の話の為にお許し下さい。
半導体の進化は、「(露光)光の波長の限界で」とか、色々な理由でこれ以上のゲート規模は増えない。と何度も言われ、何度も克服してきました。人間の知恵は留まる事を知らない。と振り返ってます。
私が始めてASICを設計した当時は、3000ゲート程度が最大規模でした。半導体メーカー様のデザインルームで「テストパターン」で、回路動作検証率(HiとLoに変化した場所と、一度も変化してない場所の率)を95%にするまで出図できない。と。
現在は、FPGAでも「5000万ASICゲート」などと言われてますからもう桁違いです。
人間の脳のキャパが増えて、これだけの大規模でも一人で設計できる訳ではありません。規模が増えた事を、専用回路や、内臓メモリ、ハードコアCPUなどが内臓される事にも恩恵を受けてます。デバイスメーカーが用意するIPを使う事は、ある意味ブラックボックスになります。
難しい課題の話になってしまいました。
*ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
お問い合わせ
※お問い合わせをすると、以下の出展者へ会員情報(会社名、部署名、所在地、氏名、TEL、FAX、メールアドレス)が通知されること、また以下の出展者からの電子メール広告を受信することに同意したこととなります。
アポロ精工株式会社 アポロ精工 新横浜オフィス(旧ケーアイテクノロジー/旧市川ソフトラボラトリー)