課題が散見されるハイテンでのシミュレーション検討にて、特に“摩擦”に
着目し、精度向上に取り組んだ事例を紹介します。
工程目(絞り型)精度向上&リードタイム削減を目標に2つの摩擦条件を
用いたAutoFormでの計算結果と、実パネルと寸法比較を実施。
一定摩擦を用いたシミュレーションでは、過度に表現されてしまう現象を、
TriboFormモデルを使用する事で、より実パネルに近い挙動変化を
確認できました。これにより、型製作での修正回数削減による
リードタイム削減に繋がる結果となりました。
【評価における重要なポイント】
■摩擦(トライボロジー)が品質に与える影響を理解した上で閾値を設定
■評価対象のトライ日程に合わせた無理のないスケジュール設定
■AutoFormシミュレーションのFV設定
(FV設定:精度評価に適したパラメータ設定)
■摩擦課題に対して深い技術デスカッション並びに困りごとを共有
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