『オート・トレース』は、並列回路型と自己制御性の特性から、
放熱量が計算できれば誰でも簡単に設計ができます。
このため、配管・弁・タンクの放熱量表を用意して、
複雑な計算をしないで放熱量を算出できるようにしてあります。
又オート・トレースの電気出力は予め安全率を見込んで
設計出力特性が作られているので、そのまま使用できます。
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報
【例題による計算例】
■条件
・配管のサイズ=40A
・保持温度=10℃(水)
・最低外気温度=-10℃
・温度差=20℃
・保温材=グラスウール25t
・使用電源=100V、1φ
以上の条件より、放熱量を表を使って算出します。
■算出結果
・放熱量=7.1W/m
■3BTV1を使用した場合の、設計出力特性より保持温度に対する設計出力
・設計出力=8W/m(10℃の時)
これより、設計出力が放熱量を上回る故、配管にストレートにトレースすればよい事になります。
設計条件によっては、設計出力が放熱量を下回ることもあります。
この場合は、オート・トレースをスパイラルにトレースすることにより、出力の不足を補います。
※詳しくは2枚目添付画像「配管の放熱量計算」又は、PDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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