SiTCPとは物理実験のフロントエンドを、イーサネットでPCに接続する技術で、内田智久博士により開発されました。ハードウェアによるTCP/IP通信で安定した高速通信が可能。コンパクトな回路規模で外付け部品が少なく実装が簡単です。
【特長】
■回路規模が小さい:Kintex7、Virtex7シリーズのすべてのFPGAをサポートします。
■プロセッサ不要:MicroBlazeもZynqも不要です。
■ドライバ不要:PCとの接続はSocketプログラムのみで可能です。
■早い:帯域の90%以上(※1)で動作可能で、高速なデータ転送を実現します
【提供可能ソリューション】
■物理実験での大容量・多チャンネル事象の同時転送
■画像診断などの非圧縮伝送 ■高解像度映像伝送
※詳細は資料請求していただくかダウンロードからご覧ください。
基本情報
SiTCP-XGの説明書は下記からダウンロード可能です。
https://www.bbtech.co.jp/download-files/sitcp/index.html
現在GithubにてKintex-7向けNetlist、Virtex-7向けNetlistが公開中です。 またKC705用SITCP-XG サンプルコード、VC707用SITCP-XG サンプルコードも合わせて公開しております。
BeeBeans Technologiesでは基板回路設計・製造、論理回路設計、機械設計・製造また
ソフトウェアの受託開発を承っております。
まずはお気軽にご相談ください。
価格帯 | 1万円 ~ 10万円 |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | ■研究機関で素粒子実験用の汎用データ処理基板としてご採用いただきました。 様々な素粒子物理実験に利用できるようにボード上に汎用コネクタを複数個配置されています。 ボードの機能はシンプルですが、大容量データをPCに送るためにSiTCP-XGが採用されています。 ■半導体型X線検出器のピクセル読出し・制御用基板に採用していただきました。 FPGA評価基板をデータ処理のメイン部分に採用し、製作コストを大幅に削減しています。 SiTCP-XGは回路規模が小さいので、評価基板であってもFPGA内のユーザー領域を圧迫しません。 また評価基板ごと交換することで、主要部品がディスコンになっても継続性・互換性は担保されます。 ■SiTCP-XGを採用すべき理由 ・汎用性:HUBやケーブルなどが市販品で揃えらる ・簡便性:OS標準のSocketで利用でき、ドライバ開発は不要 ・安定性:TCP接続ですので順序・再送制御で確実に伝送 ・高速性:9Gbps以上での通信が可能、とにかく早い ・お試し可能:1個から購入可能で購入数の縛りが無く、試作段階から採用可能 |
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