電気自動車や、航空機、衛星、ロケットなどに使われる炭素繊維強化プラスチックですが、正確な熱伝導率を把握することはとても重要です。 たとえば、電気自動車に使われる場合、暖房性能やバッテリーの熱マネジメントに熱伝導率の把握は欠かせません。暖房性能や熱マネジメントで電気の消費量が変わってくるため、航続距離に大きくかかわってきます。衛星やロケットなど宇宙で使われる場合も過酷な宇宙空間での耐熱性能を担保するためには、熱伝導率を把握する必要があります。 ベテルならこの炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の熱伝導率を正確に測定できます。
炭素繊維強化プラスチック(以下、CFRP)は、炭素繊維を樹脂で補強した複合材料です。
CFRPの熱物性評価は、材料の耐久性と安全性を確保するために重要です。
熱伝導率の測定は、CFRPが使用される環境に応じた設計をサポートし、温度変化による影響を予測する手助けとなります。
特に高温条件下での使用を想定する場合、熱伝導率に関する情報は、製品の劣化リスクを低減し、信頼性向上に寄与します。
しかしながら、一般的な熱伝導率測定装置では、正確な測定が容易ではありません。
CFRP材料は、その構造ゆえ【厚み方向】と【面方向】とで熱伝導率が大きく異なってくるからです。
その点、当社の「サーモウェーブアナライザTA」なら、CFRPの正確な熱伝導率測定が簡単におこなえます。
【厚み方向】と【面方向】の熱伝導率を、連続測定で容易におこなうことが可能です。
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