製品・サービス一覧
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■デジタルツインファクトリー■ (4)「森を見て、木を切る」という俯瞰的な検証から高度で繊細な設定が必要な加工工程検証まで、同時に実施することが出来る新世代のロボットシミュレーションです。
デジタルファクトリー/ロボットオフラインの普及促進のために、下記の方針に基づいて開発されております。
1.お客様の要望に沿った柔軟なパッケージ選択が可能で、価格性能比で世界最高水準
2.直感的で分かり易い操作性を実現したオブジェクト指向のユーザーインターフェース
3.大規模データでもストレスのない高速演算処理を実現した世界最高レベルのシミュレーションエンジンを搭載
4.外部ソフトウェア及び実機コントローラーとの接続やカスタマイズ開発にも対応できるシェアードメモリープラットフォーム
5.製造属性や挙動設備モデルを含むメカトロニカルコンポーネント定義を持ったデジタル設備モデル構造を採用
6.Industry 4.0の実現に向けて普及が進む世界標準規約AutomationML及びOPC-UAをサポート -
~設備レイアウト検証 (3)FASTSUITE Edition-2のレイアウトビルダーは、実際の工場設備の据付と同じコンセプトを採用したメカニカルアダプター機能とエレクトリカルアダプター機能を世界で初めて標準装備しております。
メカニカルアダプター機能は、3D形状の結合だけでなく機構解析モデルの連動性も確保しています。
エレクトリカルアダプター機能は、仕事をさせる機械・ロボットなどと制御を司るコントローラーを電気信号でつないで簡単に接続定義ができます。
3Dデータの入力フォーマットの一つとして、AutomationMLをサポートしており、異なった3D CADシステムからジオメトリー形状と機構定義情報の取込が可能となります。
また、OPU-UAもサポートしており工場内のあらゆる実機マシンとHIL接続が可能となります。 -
~ロボットオフラインOLP (4)FASTSUITE Edition-2 ロボットシミュレーション&オフライン製品は、CAD/CAMシステムに依存しない独立型高性能シミュレーションエンジンを搭載しており、従来型オフラインティーチングソフトに比べて圧倒的な生産性向上を実現します。
スポット溶接、アーク溶接、シーリング、レーザー溶接、ローラーヘミング、バリ取り、塗装、溶射、物流・搬送などあらゆる用途のロボットオフライン業務に対応可能です。
ロボットシミュレーター基本機能
シミュレーションのリプレイ機能
ツールアンロック機能
加工対象部位の事前定義
干渉チェック
ツールパスの2D/3D表現
ライントラッキング
データクリーニング機能 (軽量化、簡略化)
スポットガンの自動開閉機構
3DCAD中間フォーマット入力機能の標準装備
(IGES, STEP, JT, Parasolid, VRML, STL) -
~バーチャル試運転検証~ (1)効果:
・実機据付後に行われていたラダープログラム、動作確認を事前にバーチャル環境で実施することが可能、設備立上げ期間の短縮を実現。
・設備の故障・誤動作等の状況をバーチャル空間で再現させることができ、制御プログラムの異常処理プロセスを多岐にわたって検証
・制御プログラムの不具合による実機設備の破損や事故を未然に防止する
・ロジックで制御された動くマシンを使うことで、機械エンジニアと制御エンジニアのコラボレーションツールとなり情報伝達がスムーズになる
基本情報:
•シグナルマッピングとワイヤリング
•SIL (Software in Loop) サポート
•HIL (Hardware in Loop) サポート
•シェアード・メモリー機能の採用
•OPC-UA国際規約に準拠
•AutomationML国際規約に準拠
•挙動設備モデル(設備属性情報付与)
•PLC, VRC, CNCの混在環境での高速演算処理
•デジタルツイン対応のインフラストラクチャー -
■用途別ソリューション■ (3)汎用ロボットシミュレーション&オフラインプログラミング製品です。
一般的なスポット溶接、リベット&ドリリング、アーク溶接、レーザーカッティング、シーリング、スプレー塗装、マテハン&ハンドリングなどの用途から、ローラーヘミング、ロボットレーザー溶接、バリ取り、サンドブラスト、磨き&クリーニング、溶剤噴射、金属肉盛りまであらゆる加工用途向けのソリューションをカスタマイズ開発致します。 ぜひ、ご相談下さい。 -
~スポット溶接ロボットOLP (2)溶接打点データを使った様々な組立プロセスの自動化を実現するロボットオフラインプログラミングソリューションです。
製品データの取込から作業工程の配置検討、打点データによるロボット動作軌跡の作成及びシミュレーション、そしてオフラインティーチングまでを簡単な操作で一気に実現する高機能高性能なオフラインティーチングソリューションがお手頃な価格で利用できます。
主な機能:
1. パネル、溶接打点、溶接条件、治具&クランプなどの設備を考慮したロボット溶接工程シミュレーションが出来ます。
2. 複数台ロボットと外部軸との協調動作定義が可能です。
3. 干渉チェック等の解析機能に加えて、各種キャリブレーション、RRSにも対応しています。
4. 複数リソースに対するI/O設定におけるサイクルタイム検証が可能です。
5. 溶接ガンの自動検索機能や打点プランニングの自動検討機能、
6. ガン進入方向自動補間機能 -
~ アーク溶接ロボットOLP (1)FASTCURVEは製品データにおける3D外形線(輪郭線)を使って多種多様な加工プロセスを実現するロボットオフラインプログラミング製品です。
従来手間の掛かった曲線のロボットティーチングを簡単に実現します。
アーク溶接以外にも、シーリング、レーザーカッティング、レーザー溶接、バリ取り、ローラーヘミングなどのオフラインプログラミングの生産性を向上します。 -
~レーザーカッティング (2)3D製品データ取込からそのデータクリーニング、形状参照による板治具設計、製品データの輪郭線から工具軌跡作成及びNCデータ出力、そのNCデータを使った加工機シミュレーションまで一気通貫システムを提供致します。 国内外の多くの加工機モデルとポストプロセッサーが事前準備されており早期立上げが可能です。
基本情報
1.輪郭線を選択して加工パスの作成機能やプロダクトを選択して輪郭線を自動抽出する機能、マクロ動作の認識などの加工パス生成機能を搭載しています。
2.当社ライブラリーに用意されている加工機データにはポストプロセッサーがすでに搭載されているため、即時にNCコードの生成が可能です。加工機動作の確認がNCコードによって実行されます。
3.マクロ動作の追加や部分的な動作変更を瞬時に反映します。3D形状を参照している元々のパスを残すことも可能。
4.その他便利機能:
データクリーンアップ機能として、CAD上で点フィーチャーを非表示にしてサーフェスデータのみを抽出する機能や、重複カーブデータを取り除く機能などを搭載しています。 また、ワーク形状からスケッチ機能を使って簡単に治具の設計が出来ます。 -
~塗装ロボットオフライン (2)FASTSURFは、3D製品データのサーフェス情報を使って多種多様な面加工プロセスを実現するロボットオフラインプログラミング製品です。
従来難しかった曲面上のロボットティーチングを簡単に実現します。
塗装、溶剤噴射、サンドブラッシング、ショットピーニング、外観検査、非破壊検査などのサーフェス加工業務はFASTSURFによって簡単に処理されます。 -
■製造DX技術特集■ (3)Industry 4.0は、今までの製造業の基盤を大きく揺るがす急激な変革をもたらすと言われており、インダストリアル・インターネットやサイバー・フィジカルシステム、最近ではデジタルツインなどの表現も使われています。
フレキシブルなファクトリーオートメーション技術は、将来の生産プロセスの変革をもたらし、新しいシステムや技術基盤の上に構築されるものです。 このコーナーでは、製造IoTからデジタルファクトリー、ロボットオフラインプログラミングに関する技術情報を出来るだけ多く掲載して行きたいと考えております。 -
ロボットオフラインプログラミング 入門講座 (7)産業用ロボットを導入して、オフラインティーチングを実施される人のための基本知識を説明します。
産業用ロボットを含む生産設備の適用検討を主目的とした汎用ロボットシミュレーションソフトと、実機ロボットのオフライン教示を主目的としたオフラインティーチングソフト(OLT)が存在しています。 この2つのソフトウェアは、それぞれ個々の特長・利点があり、別々で使われることが多々ありました。 各ロボットメーカーが、自社のロボット専用に開発したOLTを実機ロボットの購入時に、一緒に導入されたユーザー様も多いと聞いております。
しかしながら、汎用シミュレーションソフトを使って適用検討用に作成した仮想設備モデルや動作ツールパス情報が、下流のOLT業務に再利用されず、機構定義や動作ツールパスの再作成という手戻りが発生しているケースも多々あります。 そのため、適用検討用のロボットシミュレーションから、最適化検証機能を付加して、実機との誤差の少ないオフラインプログラムまで出力できるロボットオフラインプログラミングソフトウェアが最近普及してきております。 ロボットの動作検証と加工工程検証を同時に可能にするものです。
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~技術白書 デジタルファクトリーの果たす役割 (4)Industry 4.0は、今までの製造業の基盤を大きく揺るがす急激な変革をもたらすと言われており、テクノロジーコンセプトとして、インダストリアル・インターネットやサイバー・フィジカルシステムなどの表現も使われています。 フレキシブルなオートメーション・テクノロジーは、将来の生産技術のコアであり、新しいソフトウェアプラットフォームや情報通信インフラの上に構築されるものです。 この白書では、デジタルファクトリーがもたらす変革が、Industry 4.0の実現に向けて重要な役割を果たすことを説明して行きたいと思います。
単なる3次元モデリングやキネマティックス(機構運動方程式)の忠実な再現だけでなく、製造ユニットのロジカル挙動や制御コントロールまでの再現を意味するものです。 故に、これをデジタルツイン工場とも言われています。 事前に定義・検証された製造プロセス全体を、機敏で自律管理能力を持った製造ユニットに変える唯一の方法になります。