オゾン水殺菌のしくみ
細菌細胞は、染色体の外側にたん白質と脂質でできた柔らかい細胞膜があり、その外側にたん白質、多糖、脂質でできた細胞壁があります。オゾンが水中に放出されると、オゾンと水分が反応してOHラジカルが生成され、堅い細胞壁を酸化破壊しはじめます。そうしますと、細胞浸過率が変化し、酵素の活性化が失われ、核酸が不活性されることにより、細菌は死滅します。
オゾン水の安全性
オゾン水の半減期は20℃~25℃、常圧の状態で10~60分と非常に短く、また、周囲の有機物との接触で容易に分解するため残留性がありません。
次亜塩素酸の場合、特有の塩素臭が残るほか、水道水の中の有機物と反応し、トリハロメタンなどの発ガン性物質が発生するというデメリットがあります。
この残留性がないことが、オゾン水の最大の特長です。
基本情報
【特徴】
○大流量・高濃度
○完全自動化運転
○PSA酸素発生装置内蔵
○低ランニングコスト 年1回の紫外線ランプ交換
○複数のPSA・オゾナイザーを使用 1台が故障しても運転可能
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