生体試料において、リン脂質はタンパク質と同様にイオン化抑制の原因
となります。 通常の除タンパク操作では、血漿に含まれるリン脂質は
妨害物質としてサンプル中に残存してしまいます。
しかし、この『Captiva ND Lipids』で処理することにより、タンパク質と
同時にリン脂質も除去することができます。よって、タンパク質による
イオン化抑制を低減すると共に、リン脂質によるイオン化抑制も抑え、
精度の高い結果を得ることができます。
リン脂質を除去しきれない場合、イオン化抑制効果は非常に顕著に現れます。
当製品を使用すると、通常の除タンパク操作に比べて、非常にクリアな抽出液
を得ることができます。質量分析計のイオン化法の1つであるESIにおいても、
イオン化抑制効果は最小限に低減しています。
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報
【特長】
■97%以上のリン脂質とタンパク質を除去
■使いやすくて簡単な3ステップのフィルトレーション
■様々な化合物に対してメソッド開発の必要なし
■LCカラムの寿命を延長
■分析装置のダウンタイムを軽減
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