Bond Elut CBAは、シリカベースでカルボキシプロピル基の中極性充てん剤
であり、マトリクスや溶媒の環境により親水性/疎水性の相互作用を示します。
その主要な特性は、弱陽イオン交換にあります。pKa値が4.8であるため、
CBAは他の陽イオン交換充てん剤が溶出に必要とする極端に高いアルカリ環境を
必要としません。
pH4.8以上で官能基の大半は、陽イオン交換としての負電荷を帯びます。
pHを2.8に下げると、CBAは中性化して保持している化合物を充てん剤から
脱離・溶出させます。
CBAは非常に強い陽イオン化合物を扱う場合、特に好適な選択となります。
加えて、CBAは他の陽イオン交換体より対イオンに対する選択性の幅を広げ、
溶出バッファのオプションを増やします。
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基本情報
【特長】
■40μmまたは120μmの不整形の酸精製シリカ
■平均ポアサイズ:60Å
■結合官能基:カルボン酸
■エンドキャップ:あり
■カーボンロード率:7%
■充てん剤pKa:4.8
■イオン交換容量:0.35meq/g
■保持メカニズム:弱陽イオン交換
■充てん剤量:50mg、100mg、200mg、500mg、1g、2g
■カラムサイズ:1mL、3mL、6mL、10mL、12mL
■カラム形状:ストレート、LRC
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