【ニュース 2023/4/7】圧縮空気による爆薬の圧送で効果的な発破を実現
◆切羽から数メートル離れた場所から装薬可能 株式会社アクティオは2023年4月5日、大成建設株式会社と共同で発破掘削の装薬作業を高速化する爆薬装填装置「T-クイックショット」を開発したと発表しました。 この装置により、山岳トンネル工事の発破掘削において、切羽(トンネル最先端の掘削面)より数メートル離れた場所から迅速に装薬が可能になります。 ◆安全かつ効率的な爆薬装填作業が可能に 山岳トンネル工事の発破掘削においては、切羽に装薬孔を穿孔し、そこに火薬を装填する作業が必要。一般的な装薬では切羽直下で作業員が人力で火薬類を装填していたため、土砂や岩が剥がれ落ちる「肌落ち」による災害リスクがありました。 新開発の爆薬装填装置「T-クイックショット」は、切羽から1.5メートル離れた位置より、リモコンによる簡単操作で安全かつ迅速に装薬作業を実施可能。装薬には潤滑水を含んだ圧縮空気で爆薬を圧送するため、密装填効果によって効果的な発破を実現しています。 また標準で2トントラック1台に本装置2台と空気圧縮機・ホースリールが搭載できるコンパクト仕様のため狭い坑内でも容易に移動・操作が可能です。
◆切羽から数メートル離れた場所から装薬可能 株式会社アクティオは2023年4月5日、大成建設株式会社と共同で発破掘削の装薬作業を高速化する爆薬装填装置「T-クイックショット」を開発したと発表しました。 この装置により、山岳トンネル工事の発破掘削において、切羽(トンネル最先端の掘削面)より数メートル離れた場所から迅速に装薬が可能になります。 ◆安全かつ効率的な爆薬装填作業が可能に 山岳トンネル工事の発破掘削においては、切羽に装薬孔を穿孔し、そこに火薬を装填する作業が必要。一般的な装薬では切羽直下で作業員が人力で火薬類を装填していたため、土砂や岩が剥がれ落ちる「肌落ち」による災害リスクがありました。 新開発の爆薬装填装置「T-クイックショット」は、切羽から1.5メートル離れた位置より、リモコンによる簡単操作で安全かつ迅速に装薬作業を実施可能。装薬には潤滑水を含んだ圧縮空気で爆薬を圧送するため、密装填効果によって効果的な発破を実現しています。 また標準で2トントラック1台に本装置2台と空気圧縮機・ホースリールが搭載できるコンパクト仕様のため狭い坑内でも容易に移動・操作が可能です。