【ニュース 2023/6/1】狭い土地でもCLT建築を可能にする新技術
◆日本CLT技術研究所が「LC-gate構法」を開発 ライフデザイン・カバヤが運営する「日本CLT技術研究所」は5月26日、狭小地向けのCLT建築工法「LC-gate(エルシーゲート)構法」を開発したと発表しました。 また東京都世田谷区にて、この構法の初となる建物が、林野庁「CLT活用建築物等実証事業」を活用したプロジェクトとして、5月24日に完成しています。 ◆門型架構の薄肉ラーメン構造の新構法 LC-gate構法は、都市部などの狭小地向けの新技術です。“gate”は“門型”を表しており、従来のCLTパネル工法にラーメン構造を掛け合わせ、門型架構の薄肉ラーメン構造を実現しました。 門型架構にすることで間口方向の耐力壁が不要になり、柱型を使わずに間口を大きく確保できます。これによって、限られた空間でも最大限に活用することが可能になりました。 ◆狭小地でもCLT建築が可能に CLT建築はCLTの資材置き場を確保する必要があり、これまでは地方の広い敷地に適用されるのが一般的でした。 新構法が普及すれば、都市部などの狭小地でもCLT建築が可能になると期待されています。
◆日本CLT技術研究所が「LC-gate構法」を開発 ライフデザイン・カバヤが運営する「日本CLT技術研究所」は5月26日、狭小地向けのCLT建築工法「LC-gate(エルシーゲート)構法」を開発したと発表しました。 また東京都世田谷区にて、この構法の初となる建物が、林野庁「CLT活用建築物等実証事業」を活用したプロジェクトとして、5月24日に完成しています。 ◆門型架構の薄肉ラーメン構造の新構法 LC-gate構法は、都市部などの狭小地向けの新技術です。“gate”は“門型”を表しており、従来のCLTパネル工法にラーメン構造を掛け合わせ、門型架構の薄肉ラーメン構造を実現しました。 門型架構にすることで間口方向の耐力壁が不要になり、柱型を使わずに間口を大きく確保できます。これによって、限られた空間でも最大限に活用することが可能になりました。 ◆狭小地でもCLT建築が可能に CLT建築はCLTの資材置き場を確保する必要があり、これまでは地方の広い敷地に適用されるのが一般的でした。 新構法が普及すれば、都市部などの狭小地でもCLT建築が可能になると期待されています。