【ニュース 2023/6/9】残業規制まで10カ月弱、建設現場の実態・意識の改善状況は未だに僅か
◆約7割が残業の上限規制未対応 「LINE WORKS」を提供しているワークスモバイルジャパン株式会社は6月5日、建設現場の施工管理者・作業員1,031人を対象とした「建設現場の実態・意識調査」の結果を発表しました。 今回の調査は、2024年4月から始まる残業上限規制に向けた建設現場の実態や労働者意識の改善状況を把握するために実施されました。 調査の結果、来年度からの残業上限規制については、「わからない・聞いたことがない」が6割、上限規制への対応は、「特に何もしていない」が7割となり、前回調査に比べ若干の改善があったのみとなりました。 残業時間管理については、「残業時間が適切に数えられていない」が依然として44%を占めていました。 また、建設現場労働者の転職・離職意向は、残業時間が月45時間以上の人では約3割となり、45時間未満の人よりも10ポイント高くなっていました。 ◆施工管理者の4割以上はアナログな仕事環境 建設現場の作業では、施工管理者の4割以上が「紙出力が多い」や「電話対応が多い」などと回答し、未だアナログな状況下で働いていることが判明しました。
◆約7割が残業の上限規制未対応 「LINE WORKS」を提供しているワークスモバイルジャパン株式会社は6月5日、建設現場の施工管理者・作業員1,031人を対象とした「建設現場の実態・意識調査」の結果を発表しました。 今回の調査は、2024年4月から始まる残業上限規制に向けた建設現場の実態や労働者意識の改善状況を把握するために実施されました。 調査の結果、来年度からの残業上限規制については、「わからない・聞いたことがない」が6割、上限規制への対応は、「特に何もしていない」が7割となり、前回調査に比べ若干の改善があったのみとなりました。 残業時間管理については、「残業時間が適切に数えられていない」が依然として44%を占めていました。 また、建設現場労働者の転職・離職意向は、残業時間が月45時間以上の人では約3割となり、45時間未満の人よりも10ポイント高くなっていました。 ◆施工管理者の4割以上はアナログな仕事環境 建設現場の作業では、施工管理者の4割以上が「紙出力が多い」や「電話対応が多い」などと回答し、未だアナログな状況下で働いていることが判明しました。