【ニュース 2023/6/22】建設業界のバックオフィスでは紙文化が根強く残る
◆「紙」による受け渡しが最多 株式会社インフォマートは6月15日、建設業の社員362名を対象とする「残業上限規制・業務のデジタル化状況」調査の結果を発表しました。 結果、2024年度からの「残業上限規制」については、「知っていて、他の人に説明できる」人は1割にも満たず、約半数が「知らない」と回答しました。 業務デジタル化では、各種書類の受け渡し方法の最多は「紙」で約3割、次いで「Excelやスプレッドシート」が約2割となりました。特に請求書が紙という回答は、全書類の中で約4割と最多でした。 ◆6割超が手作業で請求書を転記 各種書類データをシステムに転記する方法は、最多が「Excelやスプレッドシートから転記」、次いで「紙から手作業で」などとなり、6割超が手作業で請求書を転記していました。 約3割の営業担当者は、「書類のやり取りのための移動」に1日3時間以上を費やすなど、「紙」を原因とするムダな時間も明らかになりました。 建設ITジャーナリスト 家入 龍太氏は、「移動のムダ」「ひと手間のムダ」「物を探すムダ」の3つを解消することで、建設DXをさらに促進できるとしています
◆「紙」による受け渡しが最多 株式会社インフォマートは6月15日、建設業の社員362名を対象とする「残業上限規制・業務のデジタル化状況」調査の結果を発表しました。 結果、2024年度からの「残業上限規制」については、「知っていて、他の人に説明できる」人は1割にも満たず、約半数が「知らない」と回答しました。 業務デジタル化では、各種書類の受け渡し方法の最多は「紙」で約3割、次いで「Excelやスプレッドシート」が約2割となりました。特に請求書が紙という回答は、全書類の中で約4割と最多でした。 ◆6割超が手作業で請求書を転記 各種書類データをシステムに転記する方法は、最多が「Excelやスプレッドシートから転記」、次いで「紙から手作業で」などとなり、6割超が手作業で請求書を転記していました。 約3割の営業担当者は、「書類のやり取りのための移動」に1日3時間以上を費やすなど、「紙」を原因とするムダな時間も明らかになりました。 建設ITジャーナリスト 家入 龍太氏は、「移動のムダ」「ひと手間のムダ」「物を探すムダ」の3つを解消することで、建設DXをさらに促進できるとしています