【ニュース 2023/7/20】建設現場でのCO2排出量削減に向けB100燃料の活用と資源循環プロセス構築へ
◆軽油燃料をB100燃料に代替 株式会社大林組は7月13日、廃食用油を精製した100%バイオディーゼル燃料(以下、B100燃料)を、2025年開催の関西万博建設工事における建設機械の燃料として活用する実証実験を行うと発表しました。 同社は、2030年度までに2019年度比でScope1+2の46.2%温室効果ガス削減を目標としています。しかし、達成には、建設現場のCO2排出量の約7割を占める軽油をバイオディーゼル燃料等に代える必要があります。 ◆3社協働で実証実験を実施 実証実験は、株式会社松林(以下、松林)、西尾レントオール株式会社(以下、西尾レントオール)との協働で行われます。 松林がB100燃料の配送を行い、西尾レントオールからは関西万博工事で使用する建設機械を借り受け、この建設機械の軽油代替燃料として、B100燃料が使用されます。 実験により、B100燃料を使用した際の建設機械のメンテナンス、モニタリング方法が確立され、エンジンへの影響評価なども調査されます。また、燃料調達から精製、建設機械への供給と使用に至るまでの資源循環プロセスの構築も目指すとしています。
◆軽油燃料をB100燃料に代替 株式会社大林組は7月13日、廃食用油を精製した100%バイオディーゼル燃料(以下、B100燃料)を、2025年開催の関西万博建設工事における建設機械の燃料として活用する実証実験を行うと発表しました。 同社は、2030年度までに2019年度比でScope1+2の46.2%温室効果ガス削減を目標としています。しかし、達成には、建設現場のCO2排出量の約7割を占める軽油をバイオディーゼル燃料等に代える必要があります。 ◆3社協働で実証実験を実施 実証実験は、株式会社松林(以下、松林)、西尾レントオール株式会社(以下、西尾レントオール)との協働で行われます。 松林がB100燃料の配送を行い、西尾レントオールからは関西万博工事で使用する建設機械を借り受け、この建設機械の軽油代替燃料として、B100燃料が使用されます。 実験により、B100燃料を使用した際の建設機械のメンテナンス、モニタリング方法が確立され、エンジンへの影響評価なども調査されます。また、燃料調達から精製、建設機械への供給と使用に至るまでの資源循環プロセスの構築も目指すとしています。