【ニュース 2023/10/2 】配管専用バイブレータシステムでコンクリートの流動性低下抑制
◆生コンクリートの流動性を維持した長距離圧送が可能に 富士ソフト株式会社は9月22日、大成建設株式会社、極東開発工業株式会社、株式会社名和と共同で、生コンクリートの流動性を保ちながら長距離圧送ができる「コンクリート加振圧送工法(シン 圧送工法)」を開発したと発表しました。 近年は建物の超高層化などにより生コンクリートを長距離にわたって圧送する技術が必要となっています。 コンクリートに振動を加えると流動性低下を抑制できますが、加振による材料分離の恐れなどがあるため、コンクリートの配合調整やポンプ性能向上などで対策し、コストが増大していました。 そこで4社は、生コンクリート圧送に連動する専用バイブレータを用いて生コンクリートを自動で加振し、流動性低下を抑制する「シン 圧送工法」を開発しました。 ◆コスト増大を抑制 同工法では、配管を加振するだけでコンクリートの流動性を維持できるため、コンクリートの配合調整などの対策によるコスト増大を抑制できます。 4社は同工法の効果を検証するため、地上から約170~200mの長距離圧送実証試験を実施し、所定の流動性を維持できることを確認しました。
◆生コンクリートの流動性を維持した長距離圧送が可能に 富士ソフト株式会社は9月22日、大成建設株式会社、極東開発工業株式会社、株式会社名和と共同で、生コンクリートの流動性を保ちながら長距離圧送ができる「コンクリート加振圧送工法(シン 圧送工法)」を開発したと発表しました。 近年は建物の超高層化などにより生コンクリートを長距離にわたって圧送する技術が必要となっています。 コンクリートに振動を加えると流動性低下を抑制できますが、加振による材料分離の恐れなどがあるため、コンクリートの配合調整やポンプ性能向上などで対策し、コストが増大していました。 そこで4社は、生コンクリート圧送に連動する専用バイブレータを用いて生コンクリートを自動で加振し、流動性低下を抑制する「シン 圧送工法」を開発しました。 ◆コスト増大を抑制 同工法では、配管を加振するだけでコンクリートの流動性を維持できるため、コンクリートの配合調整などの対策によるコスト増大を抑制できます。 4社は同工法の効果を検証するため、地上から約170~200mの長距離圧送実証試験を実施し、所定の流動性を維持できることを確認しました。