中央ビルト工業株式会社

2023-12-15 00:00:00.0
【建設業界ニュース】鹿島と東洋テクノ、国内最大の拡底バケットを用いた拡底杭工法を開発/

その他・お知らせ   掲載開始日: 2023-12-15 00:00:00.0

一般的な機材と従来の施工方法を用いながら超高層ビルの建設需要に応える新工法

◆先端支持力、従来比の1.6倍

鹿島建設株式会社は、300m超の超高層ビル建設に向けた「Earth-LEX工法」を東洋テクノ株式会社と共同開発したと12月4日に発表しました。

「Earth-LEX工法」は国内最大の拡底バケットを使用することで、一般的な掘削機や資機材を使用し従来の4,800mm以下の拡底杭と同様の手法で、直径6,100mmの拡底杭を築造できる工法です。

また、従来の拡底杭工法に比べて1.6倍の先端支持力と最大100MNクラスの高支持力を実現し、施工実験と解析により拡底部の健全性と土砂崩壊リスクがないことも確認しています。さらに2022年8月には、日本建築センターの評定も取得しました。

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鹿島と東洋テクノ、国内最大の拡底バケットを用いた拡底杭工法開発/ 製品画像
【ニュース 2023/12/15】一般的な機材と従来の施工方法を用いながら超高層ビルの建設需要に応える新工法

◆先端支持力、従来比の1.6倍 鹿島建設株式会社は、300m超の超高層ビル建設に向けた「Earth-LEX工法」を東洋テクノ株式会社と共同開発したと12月4日に発表しました。 「Earth-LEX工法」は国内最大の拡底バケットを使用することで、一般的な掘削機や資機材を使用し従来の4,800mm以下の拡底杭と同様の手法で、直径6,100mmの拡底杭を築造できる工法です。 また、従来の拡底杭工法に比べて1.6倍の先端支持力と最大100MNクラスの高支持力を実現し、施工実験と解析により拡底部の健全性と土砂崩壊リスクがないことも確認しています。さらに2022年8月には、日本建築センターの評定も取得しました。 ◆超高層ビルの設計困難を解決 近年、建物の高層化・大スパン化に伴い、従来の拡底杭では必要な支持力を確保できず、設計が難しくなるケースが増加しています。 両社はこれに対応しようと、従来の拡底杭工法と同じ施工方法で築造でき、より高い支持力を持つ今回の工法を開発しました。 今後は、同工法を提案・採用し、超高層ビルの建設需要に応えるとともに施工性向上とコスト低減の検討を進めるとしています。