【ニュース 2024/1/11】市場規模拡大も人手は減少の中、DX化で若手と専門ミドル・ハイクラス層の採用強化へ
◆求人数は3年連続増加 株式会社Structは2024年1月9日、同社の建設業界特化型転職マッチングプラットフォーム「建設JOBs」における直近3年分の求人データ推移を公開しました。 これによると建設業界では、住宅市場の回復や開発需要などで国内市場規模が増加する一方、労働人口減少や高齢化による人手不足で「建設JOBs」の求人数が3年間連続で増加しています。 令和3年度の建設業就業者数は485万人とピーク時から約29%減少。このため採掘を含む建設業の有効求人倍率は5.32倍で、産業全体の有効求人倍率の4倍強です。 また少子高齢化も加速し、令和3年では55歳以上が3割以上、29歳以下は1割強となり、次世代への技術承継も課題となっています。 ◆DX推進で転職のチャンス さらに24年問題でDX化が進む中、建設業界では高齢化でデジタル技術に対応できる人材の確保も課題となり、2024年上半期に向け、未経験を含めた第二新卒の若手採用強化が増加しています。 また開発需要による受注増の体制を強化するため専門性の高いミドル・ハイクラス層の積極採用の動きもあり、転職のチャンスが広がっています。
◆求人数は3年連続増加 株式会社Structは2024年1月9日、同社の建設業界特化型転職マッチングプラットフォーム「建設JOBs」における直近3年分の求人データ推移を公開しました。 これによると建設業界では、住宅市場の回復や開発需要などで国内市場規模が増加する一方、労働人口減少や高齢化による人手不足で「建設JOBs」の求人数が3年間連続で増加しています。 令和3年度の建設業就業者数は485万人とピーク時から約29%減少。このため採掘を含む建設業の有効求人倍率は5.32倍で、産業全体の有効求人倍率の4倍強です。 また少子高齢化も加速し、令和3年では55歳以上が3割以上、29歳以下は1割強となり、次世代への技術承継も課題となっています。 ◆DX推進で転職のチャンス さらに24年問題でDX化が進む中、建設業界では高齢化でデジタル技術に対応できる人材の確保も課題となり、2024年上半期に向け、未経験を含めた第二新卒の若手採用強化が増加しています。 また開発需要による受注増の体制を強化するため専門性の高いミドル・ハイクラス層の積極採用の動きもあり、転職のチャンスが広がっています。