【ニュース 2024/1/12】屋内点検ドローンで人の立ち入りが困難な現場のデータを高精度に取得
◆浄化施設の水路内点検など危険を伴う作業環境で活躍 株式会社Liberawareは2024年1月9日、同社の屋内点検ドローン「IBIS(アイビス)」による点検サービスが東急建設株式会社(以下、東急建設)に導入され、その有益性が確認されたと発表しました。 東急建設では、一般家庭の下水と雨水を沈殿池や微生物を使った反応槽で浄化し、川に流す施設の耐震補強工事に取り組んでいます。 同工事では最初に、施設の地下に張り巡らされた幅約3m、高さ約2m、長さ50m~60mの鉄筋コンクリート製水路の内部調査が行われます。しかし水路内は堆積した土砂や、酸欠・有毒ガスの発生が懸念され、人が立ち入るのは危険を伴う場所です。 ◆IBISを活用した3Dデータで水路内の全容を把握 そこで東急建設では、IBISを水路内で飛ばして動画を撮影し、その映像で3Dデータを作成。3Dデータからは高い精度で体積量を測定することができ、水路内の全容を掴むことに成功しました。 同施設の工事では人の立ち入りが困難な現場が多いため、今後もIBISの活用場面が広がると見込まれます。
◆浄化施設の水路内点検など危険を伴う作業環境で活躍 株式会社Liberawareは2024年1月9日、同社の屋内点検ドローン「IBIS(アイビス)」による点検サービスが東急建設株式会社(以下、東急建設)に導入され、その有益性が確認されたと発表しました。 東急建設では、一般家庭の下水と雨水を沈殿池や微生物を使った反応槽で浄化し、川に流す施設の耐震補強工事に取り組んでいます。 同工事では最初に、施設の地下に張り巡らされた幅約3m、高さ約2m、長さ50m~60mの鉄筋コンクリート製水路の内部調査が行われます。しかし水路内は堆積した土砂や、酸欠・有毒ガスの発生が懸念され、人が立ち入るのは危険を伴う場所です。 ◆IBISを活用した3Dデータで水路内の全容を把握 そこで東急建設では、IBISを水路内で飛ばして動画を撮影し、その映像で3Dデータを作成。3Dデータからは高い精度で体積量を測定することができ、水路内の全容を掴むことに成功しました。 同施設の工事では人の立ち入りが困難な現場が多いため、今後もIBISの活用場面が広がると見込まれます。