【ニュース 2024/2/2】両面張り耐力壁の使用量とコストを削減し、耐震・耐風性能を向上
◆倍率4.3の軸組仕様の手間で倍率5.0の運用が可能 一建設株式会社は2024年1月19日、株式会社ノダ(以下、ノダ)の構造用MDF木造用耐力面材「構造用ハイベストウッド」を用いた壁倍率5.0の大臣認定を1月19日に取得したと発表しました。 同認定の取得により倍率4.3の軸組仕様と同等の施工手間で倍率5.0を運用でき、構造計算で使用可能な耐力壁の実性能値は、5倍相当以上になります。 同社では、木造2階建の耐震・耐風性能の向上と両面張り耐力壁の使用量削減を確認し、一層のコスト削減効果が期待できるとしています。 ◆オリジナル印字で一般販売 同社は2023年11月30日にノダと壁倍率5.0の大臣認定情報の使用許諾契約を締結。これによりノダは、大臣認定壁のオリジナル印字を施した構造用ハイベストウッドの一般販売が可能となりました。 同社では、ZEH水準等の木造建築物の構造基準が2025年から見直し予定とされていることから、住宅価格の高騰抑制に向け、片面張りで高耐力の耐力壁が必要となると見込んでいます。このため、今回の壁倍率5.0の大臣認定耐力壁は壁量確保の一つとなると期待しています。
◆倍率4.3の軸組仕様の手間で倍率5.0の運用が可能 一建設株式会社は2024年1月19日、株式会社ノダ(以下、ノダ)の構造用MDF木造用耐力面材「構造用ハイベストウッド」を用いた壁倍率5.0の大臣認定を1月19日に取得したと発表しました。 同認定の取得により倍率4.3の軸組仕様と同等の施工手間で倍率5.0を運用でき、構造計算で使用可能な耐力壁の実性能値は、5倍相当以上になります。 同社では、木造2階建の耐震・耐風性能の向上と両面張り耐力壁の使用量削減を確認し、一層のコスト削減効果が期待できるとしています。 ◆オリジナル印字で一般販売 同社は2023年11月30日にノダと壁倍率5.0の大臣認定情報の使用許諾契約を締結。これによりノダは、大臣認定壁のオリジナル印字を施した構造用ハイベストウッドの一般販売が可能となりました。 同社では、ZEH水準等の木造建築物の構造基準が2025年から見直し予定とされていることから、住宅価格の高騰抑制に向け、片面張りで高耐力の耐力壁が必要となると見込んでいます。このため、今回の壁倍率5.0の大臣認定耐力壁は壁量確保の一つとなると期待しています。