【ニュース 2024/4/22】ARマーカー設置不要で5mm以下の設置誤差も数秒で計測
◆BIM-2D画像照合技術を開発 NECは4月11日、建築現場にて人手で行っているスリーブ管設置の検査作業を、建設DXにて大幅に効率化する独自のBIM-2D画像照合技術を開発したと発表しました。同社は建築現場にて同技術の実証を進め、今年度内に実用化するとしています。 ◆スマホやタブレットで撮影するだけ! 建築現場におけるスリーブ管設置では、位置ずれの修正が非常に高コストなため、設置位置と設計図面との整合性がmm単位で要求され、DXによる効率化や高精度化が求められていました。 今回の技術は、スリーブ管の配置エリアをスマホ等で撮影するだけで、BIMデータと照合し、数秒で設置誤差を計測するというものです。 同技術では、スリーブ管設置位置をスマホやタブレット端末で撮影すると、スリーブ管上面を楕円集合として検出し、BIMデータ上のスリーブ管位置を表す円集合と自動で照合します。照合により、数秒で設置誤差を5mm以下まで検知することが可能です。 ARマーカーも設置不要で、スリーブ管の高さが異なる場合も、そのばらつきを推定・補正して計測するため、高精度で高速な計測が可能です。
◆BIM-2D画像照合技術を開発 NECは4月11日、建築現場にて人手で行っているスリーブ管設置の検査作業を、建設DXにて大幅に効率化する独自のBIM-2D画像照合技術を開発したと発表しました。同社は建築現場にて同技術の実証を進め、今年度内に実用化するとしています。 ◆スマホやタブレットで撮影するだけ! 建築現場におけるスリーブ管設置では、位置ずれの修正が非常に高コストなため、設置位置と設計図面との整合性がmm単位で要求され、DXによる効率化や高精度化が求められていました。 今回の技術は、スリーブ管の配置エリアをスマホ等で撮影するだけで、BIMデータと照合し、数秒で設置誤差を計測するというものです。 同技術では、スリーブ管設置位置をスマホやタブレット端末で撮影すると、スリーブ管上面を楕円集合として検出し、BIMデータ上のスリーブ管位置を表す円集合と自動で照合します。照合により、数秒で設置誤差を5mm以下まで検知することが可能です。 ARマーカーも設置不要で、スリーブ管の高さが異なる場合も、そのばらつきを推定・補正して計測するため、高精度で高速な計測が可能です。