上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。
関連情報
テラヘルツ波技術の全体俯瞰
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PDF版
テラヘルツ波は電波と光の中間の1THz前後の電磁波を指し、未開拓の周波数領域と言われてきました。
最近では物体内部のイメージングなどでの実用化も始まり、研究開発が加速されています。
応用の観点を中心に特許情報を俯瞰することで、本技術の将来性と各企業の方向性が見えてきます。
本書はそのような観点から、応用に関するものを5つに分類しました。
1.テラヘルツ分光で物質・物性を計測する
2.肉眼では見えないところを透視する
3.製造工程内の不良・欠陥を検出する
4.皮膚アレルギー検査を始め生体や流体など特殊な対象物を検査する
5.加熱や通信など検査・計測以外の応用を探る
の5分類です。
テラヘルツ時間領域分光法を中心に1や2が実現され、具体的な応用先として3が注目されています。4と5は玉石混交の中で目を離せない応用例です。これに、6共鳴トンネルダイオードなどの発生・検出デバイスと、7導波路などの関連部品、の部品技術2分類を加えて、全体を俯瞰する構成になっています。
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