湿度・温度計
塗装業界にとって、温度や相対湿度、露点、水分などの気候条件を観察することには重要な意味があります。これらの値の変化は塗布時の条件と塗装された製品の性能・品質に大きく影響します。
表面の温度が下がると空気中の水分が凝結して表面に付着します。この凝結が始まる温度を露点温度(Td)といい、保護膜を塗布する場合はこの温度が重要になります。
気温(Ta)と相対湿度(%RH)に対する表面の温度(Ts)から露点温度を計算して表面の温度と比較します。
この二つの温度差(TΔ)は、いつ塗布すれば適正かを決めるカギになります。