膜厚計
塗装工程ではさまざまな測定や検査を行いますが、おそらく最も重要なものは乾燥膜厚でしょう。その値によって下地の寿命、製品本来の目的への適合性、外観に関する情報が得られるだけでなく、膜厚自体を各種規格に準拠させなければなりません。
膜厚計には破壊式、メカニカル、デジタル式の3種類あります。
・破壊式 - 非金属の下地に塗られた塗料の厚さを測定したり、重ね塗りの膜厚を検査する時に使用する低価格で使い易い測定器。
・メカニカル - 電気機器を持ち込めない場所や高温の場所で使用。
・デジタル - 驚異的な精度と速さで、金属上に塗られた塗料の厚さを測定できる。
1947年、Elcometerは世界初の非破壊型膜厚計「101」を発表。
以降今日まで、Elcometerは塗膜検査のさまざまな条件に対応するために破壊式、メカニカル、デジタル式の乾燥膜厚計を開発してきました。