また、TC-Pythonの計算にはThermo-Calcの熱力学データベースと、ご所望の計算内容によって動力学データベースやオプションモジュールのライセンスが必要です。
【動作環境】
・OS: Windows/MacOS/Linux
・Python 3.5以上
・対話型実行環境のJupyter-notebookでも利用可
【関連ソフトウェア】
・Thermo-Calc
上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。
材料開発を加速! Thermo-Calcの熱力学計算をPythonで!他のソフトや独自コードとの連携も!
TC-PythonはPython言語のソフトウェア開発キットで、熱力学計算ソフトウェアThermo-Calcの計算(詳細は関連ソフトウェアページにて)をPython上で呼び出すことができるライブラリです。
計算ルーチンのスクリプトを作成して、多範囲・多条件の計算を効率的に実施することや、NumPyやSciPy、Scikit-learnといった数値計算ライブラリや機械学習ライブラリと連携することなど、Thermo-Calcをニーズに合わせてカスタマイズすることができます。
【TC-Python上で取扱い可能な計算機能】
〇平衡計算
- 一点平衡計算
- STEP計算
- MAP計算
- Scheilモデルによる凝固計算
〇プロパティモデルの計算
- ジェネラルモデル(割れ感受性や界面エネルギーなど)
- 鉄鋼向けプロパティモデル(マルテンサイトやパーライトのモデルなど)
〇析出モジュール TC-PRISMAの計算
〇拡散モジュール DICTRAの計算
プログラミングに不慣れな方でも、すぐに活用いただけるようにTC-Pythonを使用した例題も用意されています。
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伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 科学システム本部