当社では、ガス計測に使用する『体積式流量計』を取り扱っております。
本体内の計量ドラ厶はスパイラル構造の4つのチャンバーに仕切られ、
ドラ厶の全容積の約2/3は封液(オイル、水等)で満たされています。
ドラ厶の背面より流入するガスはドラムの封液と置換され、
順次各チャンバーを押し上げます。
この体積移動が計量ドラ厶を回転させる動力となり、その回転運動は、
対向式マグネットカップリングを介し、本体前面のメカニカルカウンター
(積算カウンター)に伝達されます。
【計測原理】
■中心のガス導入管より、第一計量室にガスが入る
■第一計量室は、ガスの体積で満たされ浮上
■第一計量室は完全に満たされた状態
■次に第二計量室にガスが満たされ始める
■順次この動作を繰り返す事で連続的なガス計測が可能
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基本情報
【共通仕様(一部)】
■計測精度
・標準流量:±0.2%R.D.
・フルレンジ:±0.5%R.D.
■使用温度:MAX120℃(材質、封液オイル種類により異なる)
■使用圧力:MAX5kPa(標準材質はPP)、MAX50kPa(SUS316)、MAX1000kPa(オプション)
■トレーサビリティー:PTB(ドイツ国立物理工学研究所)
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