配信タイトル:インジケータ機能付き「薄型トラフ」を開発
古河電気工業株式会社は、路面に設置するインジケータ機能を有する
地表埋設型ケーブルトラフ(インジケータトラフとフラットトラフ)
を開発しました。
■背景■
現在の日本では、インフラや施設を最適化し、利便性・快適性の向上を目指すスマートシティの検討が進んでいます。
スマートシティでは様々な電子機器類が都市内に設置される一方で、街には通信・電力ケーブルや上下水道、ガスなどが舗装下部に埋設されています。これらの設備を避けながら新たな機器を設置するとともに、ケーブルルートも確保することがスマートシティにおける課題の一つです。
■製品特徴■
本製品は厚みが55.5mmで、コンクリートケーブルトラフの
最小サイズクラス130mmと比較して約半分の薄さのため、
地面の掘削量を減らすことができます。
この厚みはインターロッキングブロックや点字ブロックなどの
舗装材とも同等で、大きな基礎部の変更無しに既設の舗装材と
差し替えることができます。
また、インジケータとケーブル管路を一体とすることで、シンプルな設置が可能です。
基本情報
現在のラインナップは、ケーブル保護機能のみのフラットトラフとLEDを組み込んだインジケータ機能付きのインジケータトラフの2種類です。
今後は、信号の判別が困難な人(視覚障がい者・高齢者など)に対して、横断のタイミングを足元から伝達するシステムなどの多用途展開を検討しています。
【製品概要】
■品番:UT-1250-N
■外形寸法:横幅121×長さ1245mm、高さ55.5mm
■ケーブル収納部寸法:14.5×26mm×2孔
■耐荷重:T-6
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古河電気工業株式会社 機能樹脂エンジニアリング営業部