ニッソー株式会社

ゴムひものトラブル解決「コールゴムのスリップイン」

最終更新日: 2024-12-11 17:03:40.0
組織の特性上、避けることができない問題!トラブル回避には縫い代が長い「耳あり」をお勧め

コールゴムの縫製でクレームとして多いのは「スリップイン」という現象です。

この現象は、コールゴムをカットした切り口から、強い力で何度か伸縮させると
「芯ゴム」が中に入って浮いてしまい、ゴムひもとしての戻ろうとする力が無く
なってしまう状態です。見た目には、ゴム糸の先が浮いて行き場が無くなり、
波打ち状になります。

この現象は、コールゴムの組織の特性上、避けることができない問題です。
解決方法としては、コールゴムをカットした切り口を縫製する場合、なるべく
縫い代を多くとり、ゴム糸が抜けないようにしっかりと縫うことが大切です。
そのため、リング加工の際も縫い代が長い「耳あり」をお勧めします。

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基本情報

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型番・ブランド名 お役立ち情報「スリップイン」
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