株式会社樋口商会

USP <1087>Intrinsic Dissolution 固有溶解度測定

最終更新日: 2023-03-02 16:38:01.0

上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。

Intrinsic法による溶出試験は一定のpHの試験液、温度、表面積から溶解速度を求めることが可能です。
生物薬剤学分類システム<BCS>は薬剤の溶解度と膜透過性を特徴づけますが、Intrinsic法により求めた固有溶解度定数は薬剤の表面積に関する溶解性を特徴づけることが可能です。サンプル濃度は時間と表面積に対してプロットされmg/min/cm2として表され直線の傾きが固有溶解度定数になります。

関連情報

原薬の溶出性評価に!Intrinsic 固有溶解度測定
原薬の溶出性評価に!Intrinsic 固有溶解度測定 製品画像
溶解速度は溶出試験液中に溶解する単位時間あたりのサンプルの質量として表されます。サンプル濃度は時間と表面積に対してプロットされmg/min/cm2
として表され直線の傾きが固有溶解度定数となります。固有溶解度定数により
物理的な特性、結晶化度、結晶多形、溶媒和等の情報も得られます。

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