COVID-19感染症が産業に大きな影響を及ぼしています。この状況下で、不足部品を3Dプリンティングで製造したという、サプライチェーン革新のニュースが紹介されています。
ここでは少し視点を変え、人との接触を極力控えなければならない状況で3Dプリンタが働き方をどう変えるか紹介したいと思います。
弊社スウェーデン工場ではバインダージェット3Dプリンタを活用し以下の働き方を実践しています。
・金型レスで段取り作業不要
・材種変更や造形準備等の作業が容易(基本的に一人作業)
・タイマー運転を使って作業時間帯を調整
・素材管理がシンプル(丸棒、型鋼、板材など vs パウダーのみ)
・サポートレス、高表面品質で後加工が少なく外乱を受けにくい
もちろん、3Dプリンタそのものがウイルスを防ぐわけではなく、部品や装置にウイルスが付着しないよう注意を払うなどの対策は既存工法と同様です。効果はこれから分かってくると思いますが、いまのところ大きな遅延を発生させずに仕事できています。
以上は担当・宮本の意見です。問い合わせはこちらまで
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