Digital Metalの特徴は次のようにまとめられます。
・小型部品を精密に造形できる
・設計自由度が高い
・表面品質がよい
・量産に適している
・形状変更やカスタマイズが可能
今回は「小型部品を精密に造形できる」をピックアップしたいと思います。
3Dプリンタのテスト用データとしてよく知られているのがチェス駒のルークです。
内部に細かな螺旋階段をもつこの3D形状を、従来工法でデータ通りに造形することは大変困難です。
しかし、Digital Metalのバインダージェット技術はこの形状を金属で精密に造形できます。
写真では3mmから30mmまで、ルークをサイズ違いで造形しています(316L製)。
もちろん、最小サイズのルークにも内部に螺旋階段が造形されています。
Digital Metalはサイズが50mm立方におさまる程度の比較的小型の部品を得意としています。
小さい部品としては1x1x3mm程度が推奨されます。
技術の向上により造形サイズは徐々に拡大ししており、形状によっては80~150mm程度のサイズの部品まで造形が可能になってきました。
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