今回は医療機器開発を手掛ける事例として岡山県在住の医師・氏平功祐様をご紹介いたします。
氏平様は、人体への負荷が少ない低侵襲性手術を目指して高度屈曲鉗子を開発中です。開発はDigital Metalの受託造形サービスを活用しスモールスタートで出発しました。
この度、氏平様は3D造形品に「皮内反応試験」「皮膚感作性試験」をNEDOの助成で実施し陰性(良好)の結果を得ました。開発のステップを一つクリアしたと言えるでしょう。
試験結果以外に氏平様から頂いているDigital Metalへの評価を紹介したいと思います。
1.高度屈曲鉗子の3D部品は、部品によっては仕上げの切削加工が必要。ただし仕上げコストを考慮しても、切削のみで作った場合の約1/10~1/2のコストで済んでいる。
2.低コストと3Dデータからダイレクトに造形できることから、試作サイクルを早く回せる。このことが開発期間の短縮につながっている。
弊社としては引き続き本プロジェクトを支援して参りたいと思います。
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担当: 宮本
masahiro.miyamoto@hoganas.com
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