『重水(D2O)』は、H原子の代わりに同位体である重水素(D)原子が
O原子と結合した分子です。
重水素には水素に無い中性子を含むため、質量が増えることで異なる物性を保有。
重水は、医薬品の原料やトレーサーとして用いられています。重水素は、水素の代替として、薬物の分子内に組み込まれることで、薬物の安定性や作用時間を向上させることができます。
また、原子力発電の減速材として用いられています。中性子は、重水素と衝突すると、水素と衝突した場合よりもエネルギーが下がり、核分裂反応が起こしやすくなります。そのため、重水は、原子炉の効率を高めるために不可欠な物質です。
NMR用の重溶媒としても使用されています。
【特長】
■H原子の代わりに同位体である重水素(D)原子がO原子と結合
■重水素には水素に無い中性子を含む
■質量が増えることで異なる物性を持つ
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報
【標準仕様】
■同位体濃縮度:99.9±0.02atom%
■容器サイズ
・1kg
・5kg
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価格情報 | お問い合わせください。 |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | 【主な用途・効果】 ■中性子の利用:原子力発電所での減速材 ■化学結合力の強化:有機ELや製薬分野での高寿命化(耐久性の向上) ■ラベル化:NMRなどの構造分析 ■医薬品の原料やトレーサー ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 |
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