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2024-04-01 00:00:00.0
スタットピール社、医薬品・サプリへの有害物質混入のモニタリング装置を発売

製品ニュース   掲載開始日: 2024-04-01 00:00:00.0

最近では、医薬サプリメント製造工程で空気中に浮遊するナノ物質の存在をモニタリングして状況を可視化することにより、意図しない危険物質の混入を早期発見し、また作業員のリスクを回避することができます。

Identifier P では、ラマン分光法によるナノ物質高精度検出に関して、日本をはじめとした各国で特許を取得しており、高性能センサーにより以下に代表される危険ナノ物質の環境暴露量のモニタリングを可能となります。

・ 医薬品有効成分(原薬:API)および有害物質
・ 化粧品向けナノ化合物(BNNT、TiO2等)
・ カーボンナノチューブ(SWCNT/MWCNT)およびグラフェン
・ ナノシリカ粒子(RCS)
・ 窒化ボロン(BN)、炭化ケイ素(SiC)、窒化ガリウム(GaN)
・ ナノセルロースファイバー(CNF/CNC)

※ プベルル酸などカビ・麹菌由来生成化合物や、有機フッ化化合物(PFAS)等の、製造工程でのクロスコンタミネーション、製造環境中での暴露リスク、区域外排出有無、排水汚染測定についても相談を承ります。(サンプルキットによるバッチ測定により対応可否を判定いたします。)

関連製品情報

StatPeel社 IdentifierP 環境暴露量モニタ装置
StatPeel社 IdentifierP 環境暴露量モニタ装置 製品画像
スタットピール社の医薬品・サプリへの有害物質混入のモニタリング装置 Identifier P

近年、医薬・化粧品業界において原材料としてさまざまなナノパウダーが用いられ、また様々なカビ・麹菌由来の生成物質が多用されるようになりましたが、その中には吸引することで人体の呼吸器系残留し肺がんなどを引き起こすナノファイバーや、体内に取り込まれることで内臓系(腎臓・肝臓)に重篤な障害を引き起こす毒性物質が含まれる可能性があります。 また工場外へ流出することにより環境汚染を引き起こすナノ物質も数多く存在します。過去には特にアスベストの多用による健康被害が社会問題となりました。製造業では、金属やプラスチックの特性を飛躍的に向上させるカーボンナノチューブに代表されるようなナノファイバーやその他の潜在的に危険なナノ物質が多用されるようになってきております。 最近では、医薬サプリメントに製造工程において、意図せず混入が疑われる有害物質による健康被害も問題になっております。 そこで、製造工程における空気中に浮遊するナノ危険物質の存在をモニタリングして状況を可視化することにより、現在工程内で発生している意図しない物質の混入を早期発見し、また将来起こりうる作業員の健康上のリスクを回避することができます。

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