アイ・ティー・エス・ジャパン株式会社

衝撃試験解説HP 衝撃試験ガイド

最終更新日: 2024-07-30 16:53:46.0
衝撃試験まるわかりサイト開設!各種試験を図解入りで解説!  計装化・高速ビデオ撮影・温度チャンバーなど説明あり。

「製品の耐久性を知りたいけどどう試験を選べばいいの?」
「試験の手間と時間を少しでも省きたい」といった悩みはございませんか。
弊社ではそういった悩みを解決する一助のために衝撃試験について
簡単に解説するサイトを開設しました!
衝撃試験の必要性から種類といった初歩はもちろん、現場からしかわからない衝撃特性の情報もわかりやすく説明しています。
「なぜ、衝撃試験が必要なのか?」
「どんな衝撃試験があるのか?」
「詳細な破壊の挙動を知る術は?」などなど、様々な疑問を解決できます。
ぜひ一度ご覧ください。


関連動画

基本情報

=WEBコンテンツ=
◎衝撃試験とは?『衝撃試験を行うメリットを解説』
01.強度の把握。
02.安全な壊れ方を知る。
03.材料の物性を知る。
04.衝撃試験の進化。

◎計装化で何が分かる? 『計装化システムの実例を紹介』
01.さらに緻密なデータ。
02.衝撃を「可視化」する意味。
03.条件の再現性とは。

◎衝撃試験の種類 『代表的な試験を図解』
01.シャルピー衝撃試験
02.アイゾット衝撃試験
03.ダート・インパクト衝撃試験
04.プロテクター衝撃試験
05.デュポン式落下衝撃試験
06.パンクチャー衝撃試験
07.落錘式衝撃試験

◎アプリケーション実例『衝撃試験例を紹介』
01.塗料による衝撃性の変化。
02.高速ビデオとクラックの自動追尾。
03.温度変化の再現。

◎製品の選び方
・シャルピー試験機(デジタル式)
・振子衝撃試験機(機械式)
・振子衝撃試験機(デジタル式)
・ダートインパクト衝撃試験機
・プロテクター用試験機(EN1621)
・デュポン式衝撃試験機(アナログ式)
・落錘衝撃試験機(デジタル式)

価格帯 お問い合わせください
納期 お問い合わせください
型番・ブランド名 コムテック社・イマテック社
用途/実績例 詳細等、気軽にお問い合わせ下さい。
◎アイ・ティー・エス・ジャパン株式会社
TEL:047-449-2961

詳細情報

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☆衝撃を数値化して破壊される工程を知る。
計装化をすることで衝撃試験の結果をより詳細に分析することができます。試験を数値化するだけではなく、複数の試験結果をグラフ化し、分析することが可能です。
同じ衝撃値を与えた際の亀裂の広がり方や破断スピードの差異を材料別に分析できるので比較分析も容易です。
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☆衝撃吸収力の違いを可視化する。
同じ衝撃を加えた場合でも材料によっては衝撃の受け方が異なります。例えば材料AとBを比較試験したところ、Aは衝撃後にすぐに破断しましたが、Bは衝撃後に少し粘ってから破断しています。
Aのような材料は鋭い破断面を残す傾向にありますが、Bは比較的滑らかな破断面になります。特に人が触れる機会の多い製品はBの材料を選択したほうがよいことが明らかになりました。
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☆高速ビデオとの連動測定で細部まで衝撃を観察!
材料によっては破断に至るまでのスピードが異なります。
例えば炭素繊維強化樹脂(CFRP)のように、たわむことなく高速で破断する材料は肉眼では捉えきれません。計装化をすれば、高速ビデオに加え、クラック先端を自動追尾する機能でさらに詳細なデータを把握することができます。
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☆過酷な環境を試験チャンバーで再現。
-70℃~200℃までの温度条件に対応した試験を行うことができます。普段は強靭な材料であっても、低温下では耐久力が著しく下がることも。逆に高温下で伸びやすくなる材料もあります。このような違いを明らかにすることがより安全な製品づくりに役立ちます。
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01.製品強度の把握。

| 安全な製品づくりのために
衝撃試験は、材料の強靭さや脆さを明らかにするためには欠かせない試験です。安全な製品づくりのためには使用する材料の特性や強度を把握しなければなりません。衝撃に耐えてくれる製品も重要ですが、「安全に壊れてくれるか」という点も試験を行う上で重要な指標となります。

| フェイルセーフ思想
どんなに強度があって丁寧に使用したとしても、製品の破壊は避けられません。最終的に破断した際でも、できる限り安全側に破壊させる思想をフェイルセーフと呼びます。例えば、地震の際に内部空間を残す崩れ方をする建物、粒上に割れる窓もフェイルセーフの一種です。航空機では、亀裂が一定の成長を一定範囲にとどめるティア・ストラップなども使用されています。
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02.安全な壊れ方を知る。

| 壊れるときも安心な製品とは
「建築物が急に壊れてしまった」
「窓が壊れて破片が飛んできて怪我をした」など、
物が壊れてしまったとき危険が及ぶことがあります。このような危険を避けるにはどうすればいいでしょうか。たとえば、
「変形するなど壊れる前兆のある材料を使う」
「使用者に危害が及ばないような壊れ方を模索する」
などの対策が試験を通して必要になります。
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03.材料の物性を知る。

| 環境変化と耐久性の関係
強靭な材料であっても、環境によっては極端に脆くなることがあります。
普段は強度が十分な材料でも低温下では耐久性が極端に下がることがあります。逆に高温下では引張の力を受けた時に、材料が伸びて最終的に破断する現象もあります。
タイタニック号の沈没の原因も低温に弱い材料を使用したことによって亀裂が拡大したことだと言われています。

| 温度以外の要因
強度のある材料は一般的には小さな亀裂で破壊しやすくなります。また、強度が高い合金ほど水素や塩化物イオンといった影響を受けて脆化する傾向にあります。高強度・高靭性という性質はなかなか両立が難しい特性であるため、材料を選定する際、目的や使用する環境も考慮する必要があります。
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04.衝撃試験の進化。

| 再現性と計装化
かつての衝撃試験機は、壊れたか壊れなかったかでサンプルの強度を評価していました。試験を行う上で手間がかかったり、細かな数値が出ないので再現性に不安が残ることもありました。しかし、近年になると、ハンマーの角度を設定したり、衝撃エネルギーを数値化しディスプレイに表示する機体が登場しました。これらの機体は、試験後にハンマーの位置を自動で戻したり試験結果を計算する機能もあり、運用の煩わしさを解消し、より試験を快適に行えるようになっています。

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