内部が複雑なアルミハニカムパネルの場合、専用のトリミングマシンでハニカムコアをカットします。鋏や包丁では切ることができない複雑な形状を高精度にカットできます。
アルミハニカムパネルの製造時に注意すべき点として、枠材やインサートブロックとアルミハニカムコアの隙間は非常に重要です。
ここの精度がしっかりしていないと、平面不良、通電不良、歪み、強度不足などさまざまなトラブルが発生します。
パネル内部に最小限の材料を正確にレイアウトし、シビアな位置管理ができるのもこのトリミングマシンを使うメリットです。
こうすることで本当の意味で最小限の材料でのアルミハニカムパネルが製作可能となります。
このトリミングマシンは吸着パネルなどの吸着孔や接着剤を塗りたくないポイントのマスキングにも利用します。あらかじめ貼っておいたマスキングシートを高精度にカットすることで、リーク、穴埋まりなどの不良を防止します。
トリミング工程は基本的にお見せしておりませんが、アルミハニカムコアのカットサンプルや接着前のセッティング画像は提出できます。
詳しくはお問い合わせ下さい。
基本情報
アルミハニカムパネルとは
■軽量であること
アルミハニカムパネルは体積の80~90%が空気となるので、非常に軽量なパネルが製作可能です。
■剛性が高い
アルミハニカムパネルは軽量かつ剛性の高いパネルです。曲げ剛性を等しくした場合、アルミの1/5、鉄の1/10ほどの重量とです。
■平面度が高い
アルミハニカムパネルはその構造上、表面材を無数の六角形が均一に支えるため、比較的簡単に平面度の高いパネルとなります。
■応力集中が少ない
アルミハニカムパネルは表面材とコアが均一に接着されるため応力集中が少なく、耐久性に優れたパネルとなります。
■最小限の材料
アルミハニカムパネルは必要なところだけに下地を作るので、パネルを構成する材料が最小限で済みます。
■応用範囲が広い
アルミハニカムパネル応用事例は豊富にあります。簡単に言いますと、アルミ板や鉄板、ステンレス板などを加工して製作しているものならアルミハニカムパネル化できます。
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | ・製造業 人工衛星、ロボット、液晶半導体装置、医療機器、各種検査装置など |
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