JIS Z 0200(評価試験法通則)は、ISO4180の内容を基本とし、包装貨物が流通過程において発生する振動・落下衝撃・圧縮に対する包装の保護が適正であるかどうかを評価する為の試験方法が規定されている日本工業規格である。(2013年3月改正) 本体と附属書があり、本体はISO4180を基本とし日本独自の事情を反映させるために技術的な内容を変更して作成されており、附属書A及びBは、ISO4180の内容を変更することなく記載されている。 基本となる試験シーケンスは前処置、落下、振動、圧縮試験の4試験で構成されおり、流通過程におけるハザードの情報が既知の場合は、”CASE 1”を採用し、把握できていない場合は、”CASE 2”を採用し、試験レベルを加味して包装試験を計画するのが望ましい。