ケンブリッジ社(CVI社)は粘度計測機の専門メーカーです。CVI社は様々な用例に対応する数多くの製品を開発して参りました。
計測原理は落体式で、シリンダーの中をピストンが、二つのコイルを順次励磁することにより移動する時間を粘度として計測しています。
流体はこのピストンの動きにより、シリンダーの中に吸引され、また排出されます。このため、計測チャンバーであるシリンダー内は常に流体が入れ替わり、新鮮な状態を保つことができます。
ラボ用には2mlのサンプル量しか必要としない少量流体粘度計から温度185℃/圧力131MPaまでの広範囲に渡る流体の粘度計測を行う機器を用意しております。
CVI社はラボ用の他に同じ計測原理によるプロセス用を多種類製作し、将来的にプロセスへの展開を容易にしております。
基本情報
製品は何れもラボでの使用を前提に、コンパクトで短時間で計測を行い、操作に専門性を要しません。
サンプル液が高価である場合に少量計測は極めて有効であり、特に医薬分野におけるCVI製品の採用は増加の一途でございます。
また、計測時に計測粘度が流体温度を同時計測することにより、温度補正された値として出力され、有効性の高いデータとなります。
価格情報 | 型式により異なりますのでお問い合わせ下さい。 |
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納期 |
お問い合わせください
※ 型式により異なりますのでお問い合わせ下さい。 |
型番・ブランド名 | VISCOlab/VISCOlab PVT |
用途/実績例 | 製薬メーカーで抗体薬開発において、薬剤粘度と薬剤密度(薬効)の相関性確認用。 車両用エンジン潤滑油、二次電池電解液、シリコンオイル、インク等の粘度計測。 石油探索における高圧・高温下を再現し、粘度計測の実施。 |
ラインナップ
型番 | 概要 |
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VISCOlab3000 | サンプル量1ml以下、0.2-20,000cP |
VISCOlab 4000 | サンプル量2ml以下、0.2-10,000cP。 |
VISCOlab PVT | 高温185℃、高圧131MPaまでの流体に対応、0.02-10,000cP。 |
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