ロンドンにある大英博物館は世界で最も有名な博物館の一つで、800万点以上の美術品を保有し、その内の15万点が順次展示されています。
当博物館は築264年と古く、空調温水配管内に赤錆ヘドロの問題があり、
配管の漏水による美術品の損害を防ぐため、配管を保護する必要が
ありました。
そこで配管を切断する必要がなく、赤錆による漏水や赤水から配管を
保護し、40年以上配管を守り続けることができる「NMRパイプテクター」が設置されました。
NMRパイプテクター設置前の水中の鉄分値は20mg/lでしたが、NMRパイプテクター設置後1週間で鉄分値は12.2mg/lに減少しました。
その後も減少し続け、設置5週間後の鉄分値は0.2mg/lにまで減少した事が確認されました。
これにより配管内の新規の赤錆腐食が完全に停止し、既存の赤錆は黒錆へと還元され配管内が保護されたことが立証されました。
NMRパイプテクターの効果により、空調温水配管は建物が存続する限り使用可能となりました。
基本情報
【導入概要】
■建物名:大英博物館
■所在地:ロンドン
■建物概要:築264年
■設置工事:2016年3月30日
■設置配管/設置数:空調温水配管(250mm)/PT-250DS×1台
【設置後の効果】
■配管内の新規の赤錆腐食が完全に停止し、既存の赤錆は黒錆へと還元され配管内が保護されたことが立証
■空調温水配管は建物が存続する限り使用可能
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