当時ヨーロッパのフラッグシップカーで採用され始めていた、アルミを
削りだした様な美しい外観を日本車でも採用したいというお困りごとに
対して、樹脂めっきで解決した事例をご紹介いたします。
当時国内の艶消しめっきでは反射像が写り込まない完全に艶の消えた
めっきしかなく、その薬品を量産使用実績のある会社がありませんでした。
そこで当社の新プロセス開発室にて、本薬品の研究及び他プロセスとの
組合せで独自のめっき表現を開発していたことから、独特なアルミ表現を
有するめっき色を提案。メーカー独特のツヤ感を持つ樹脂めっき品が採用され、
自動車室内の質感アップに一役買うことができました。
【お困りごと】
■アルミを削り出した様な美しい外観とは、少し艶の消えた光沢(反射像が
少し写り込む程度の光沢)を持つが、当時国内の艶消しめっきでは反射像が
写り込まない完全に艶の消えためっきしかなかった
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基本情報
【ここがポイント】
■新めっき薬品を量産で安定使用出来る様にするめっきプロセス開発力と、設備開発力
■またそれを量産維持できる管理能力
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柿原工業株式会社