MRSAは、βラクタム系抗菌薬が結合しにくいPBP2'と呼ばれる細胞壁合成酵素を産生することから、薬剤が効かなくなる黄色ブドウ球菌です。本邦でも1980年初期から全国的に蔓延し、院内感染菌として定着し、さらに様々な抗菌薬により進化して高度耐性あるいは多剤耐性化してきたのが現在のMRSAです。
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関東化学株式会社 バイオケミカル部